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引っ越し以来ごぶさただったケーブルTVが復活したので、色々見ています。デジタルTVだそうで、コピーガードとかあってうっとうしいです。

そのケーブルTVで、新海誠さんの「ほしのこえ」を今さらながら見たので、ちょっと感想。

「ほしのこえ」って何?という人はこちら↓

▽「ほしのこえ」紹介ページ
http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/stars/

要するに新海誠という人がほとんど一人だけでつくったアニメーション作品です。デジタルの恩恵をフルに活用して「え?このクオリティを一人で?」という「え?シュワちゃんが妊娠?」並みの衝撃を与えた。色んな賞を受賞。

■どんな話?

↓ここ見ると、詳しいことが色々のってますが、
http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/stars/story.html

主人公は高校生のカップル。
で、彼女は最終兵器というかなぜかロボットのパイロット。
地球にいる彼氏とは唯一の連絡手段である携帯メールで連絡をとりあっている。
しかし彼女は宇宙戦争に参加しながら、どんどん地球を遠ざかっていく。
それにつれ、メールが相手に届くまでのタイムラグが、1日、1ヶ月、1年と開いていく。今、私が送ったこのメールがあなたに届くまで○年かかるのね―――というせつなさが話のキモ部分。

はっきりいうとPCに向かって、片手間に見ていたので、思いっきり集中してたわけじゃないけど、いいよな。「タイタニック」とか見ないで感想言ったりしてたからな何年も。見てから言うだけまだマシだ。

■パーフェクトワールド

「ほしのこえ」は学校も宇宙もロボットも板野サーカスも出てくるのに、彼氏と彼女以外の登場人物は出てこないし、他の人間関係を思わせる描写も特にない。

彼女は軍隊に所属してるわけだけど、そこで気にしてるのは、「彼氏のメールがいつ来るか?」という事と「自分のメールがいつ届くのか?」という事だけだ。

二人のために世界はあるの。精神的には極めて狭い二人だけの世界なんだけど、物理的には宇宙の端と端というとんでもない距離にいるというコントラスト。

本編中に「携帯の電話の届く範囲が、世界だと思っていた」というセリフがあるが、宇宙の片隅で殺し合いをしてる世界でも彼女にとって重要なのは携帯の電波が届くかどうかだ。

彼らはあまりに自意識のみの存在で、社会や他者との関わりが希薄すぎるように見えないだろうか。

こういう作品をかつて「セカイ系」と呼んだ。

■セカイ系とは

Wikipedia セカイ系
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E7%B3%BB

定義は人によって色々で難しいけれど、代表的な作品群を見て、何となくは分かっていただけるかな、と思う。 「ほしのこえ」も入ってますね。

まー、ここでセカイ系について語れば、お茶碗3杯ぐらいは軽くいけるんだろうけど、あえてそこには深入りせずに、作品創作上の「引き算」について書くことにする。

セカイ系というものは、物語上の作家性だけで考えられてるけど、やっぱりそこには作品創作上の理由(というか判断)も少なからずあると思うからだ。

→ほしのこえを聴け!【後編】へ続く
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